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腰痛・産後腰痛が一気に楽になる整体・かいつう館 尼崎・南武庫之荘「腰痛ではもう通わない!」 の日記

整体にとって大事な話

2011.08.20

足腰が痛い、というお客さんの話です。
あるところに通われていて、ある時点のときに「顎関節が腰に影響を及ぼしていることもあるから、今日はアゴもやっときましょう」ということになって、そんなに激しくない、一般の人には何をしてるかわからないレベルの調整を受けたんだそうです。その場から日に日にアゴの調子が悪くなったんだそうです。



でも、すごくいい先生で時間いっぱいいっぱいまで施術してくださるそうで、帰るときに「実はアゴがなんか変なんですけど」て言えなかったそうなんですね。


どこかに「この違和感は良くなる前兆か?しばらくこの調子のままで様子をみるべきなのか」て思われてそのままにしてるうちにアゴを左右にずらすと自分にはびっくりするくらいの音が聞こえるようになって怖くなったんだそうです。
別にうちにその件で来られたわけじゃないんですけども。なのでついでに顎関節もいい調子になるようにやっておきました。


でね。
このお客さんに「これ、痛いんですけど、このままでいいんですか?」って確認しようよ、て言いたいわけじゃないんです。やっぱり、言えない人も少なくないと思うから。恥ずかしい、先生に対して文句いってるみたいで言いづらい、後のお客さんが待ってるから今から質問できない、とか。お医者さんなら素人が質問して怒られたくない、とか。
だから、やってる先生に、「確認しようよ」て言いたいんです。
腰の調整をしたんなら「今、どう?」肩の施術をしたあとなら「肩、どんな感じ?」アゴを微調整したんなら「なんか変な感じ、してない?」って。

そうしたらお客さんも言いやすい。良くなっていればお互いハッピ-だし、そうじゃなければ、その理由を考え、次回のことも伝えるなり、心配いらないのならそう教えてあげて、、、ってやればあとに不安が残らないじゃない?
そりゃその場で治ってないかも知れないけどさ。お客さんがあとで「この痛み、耐えるのがいいのか、なんかおかしいよってすぐみてもらうべきなのか、あのとき聞いておけばよかったなあ」て悩まなくて済むしね。


なんていうのかな、僕らは施術をしてるけど、施術すること、が目的じゃないんだ、と思うのね。
歯医者さんに行く。治療してもらう。
「先生、まだ痛いんですけど」
「ああ、じゃあ虫歯の取り残しがあるのかな。虫歯の治療はしたんだけどね」
なんていう先生はいません。
これだと「虫歯の治療が目的だから治療したけど、その結果までは責任もてまへんなあ」という歯医者さんになっちゃいます。絶対にいませんよね。また、歯に詰め物をしたあとに当たり方を確認しない歯医者さんもいませんよね。
「俺はこの道の大ベテランだ。いちいち患者さんに、ガシガシしてもらわなくても感覚でうまくいったかどうかわかるんだよ」なんて、言いませんよね(笑)。そういうところは、僕らも見習いたいなあ、て思うんですよね。
なにかを調整したら、今までなかったところにヒズミがでるかも知れません。
上半身をめいいっぱい施術したら「足がなんかだるいです~」て言われたこともありますし。
やっぱり、「確認する」て必要だと思うんですよ。。。

今日もありがとう。  

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