腰痛・産後腰痛が一気に楽になる整体・かいつう館 尼崎・南武庫之荘「腰痛ではもう通わない!」 の日記
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腰痛が治せないわけ|尼崎から腰痛を考える
2014.11.07
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腰痛や膝痛、首痛の方が来られた時に「どういう診断を受けたか」というのを最初にお聞きしています。
レントゲンでわかった骨のズレ、椎間の狭さ、軟骨の減り具合、老化、体重、変形、ストレートネック、椎間版ヘルニアなどなど。民間では足の長さの違い、骨盤のズレ、歪み、産後であれば骨盤の開きなどなど。
みなさん、いろんなことを教えてくださいます。
いろんな治療院があって、いろんな治療法があって、それぞれに腰痛の原因を教えてくれますよね。
でも、なぜかそのとおりの療法なのに一回で良くならない。
通っているうちに良くなったが、治療のせいで良くなったのか日にち薬だったのか曖昧に(苦笑)。
ここはひとつ、「腰痛の原因」を裏返してみたいと思います。
それは・・・
腰痛の原因は、腰痛じゃないときの説明ができるか、というあまり誰もとりあげない問題です(笑)。
腰痛の原因はコレです、と指摘しうるのに、「''腰痛じゃないとき''はその原因がなくなったときです」とならないことが意外と多いんですよ(苦笑)
腰痛の原因が、たとえば骨盤の歪みです。4番と5番の間の椎間が狭くなってます。体重のせいです、年齢のせいです。ヘルニアです。と「決まった」ときに考えてみてほしいんです。それでも腰痛じゃないときがあるなら、それはなぜ?と。
あなたの腰痛の原因は骨盤の歪みです。「''だから''」痛くないときは骨盤の歪みが勝手に直ったときなんです。
あなたの腰痛の原因は椎間が狭くなってるからです。「''だから''」あなたが痛くないときは、椎間が自動で広がったときです。
あなたの腰痛の原因は体重のせいです、老化です。「''だから''」あなたにとって痛くないときとは体重が一瞬でも減ったときです、摩訶不思議ですが若返ったときだったんです(笑)
あなたの腰痛はヘルニアのせいです。「''だから''」痛くないときはたまたま、偶然、なぜかヘルニアが勝手にひっこんだときです。
ね?今までの腰痛の原因説は、痛くないときの説明をできないことが多々あるんですよ。
首痛でも膝痛でも一緒。ストレートネックが原因で首が痛いのであれば、痛くないときはストレートネックが治ったときです。体重のせいで膝が痛いのであれば、膝が痛くないときは体重が減ってるんです、はい。
なんか・・・違和感がありますよね(苦笑)。
つまり・・・痛みの原因は、痛くないときの説明ができないことが多い。ね?なんかビックリですよね(笑)。
で、そういうのを腰痛の原因とするには、根拠が薄いんじゃないかと個人的に思うんです。
これが腰痛だ、という原因があるのであれば「これがなくなったとき」は腰痛は現れないのが普通だと思うんです。
なので、治療院で腰痛が今ひとつパッとしないのは、根拠の薄い原因論に頼ってきたからじゃないのかなあ・・・・なんて思ったりするんです。
このあたりのこと、ぜひご自身で確かめにきてください。かいつう館に^^