腰痛・産後腰痛が一気に楽になる整体・かいつう館 尼崎・南武庫之荘「腰痛ではもう通わない!」 の日記
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骨盤が原因と考えるには、どうも・・・
2012.08.04
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骨盤矯正をしてほしい、というお客様に「どうしてですか?」とお聞きすると、 授乳してると腰が痛くなってきて、、、、とか、抱っこするとき腰が痛いので満足に抱っこもしてやれないんです、とかいうお答えが返ってくることがあります。 だけど、骨盤が歪んでるから腰が痛い、とは言い切れないはずなんですよね。 というのも、そういう方たちは、普通に歩いているときは楽、だったりするんです。 では、歪んだ骨盤で、歪んだ骨盤に重みをかけながら歩き回って、なぜ楽なままでいられるのか?ということを疑問に思いません? そういう方たちは、たぶん「足の長さが左右で違う(と指摘されたことありません?)」ことも多いみたいです。 そんな左右で違う状態の足で、なぜ歩き回っても腰は楽なんでしょう? 不思議じゃないですか? 骨盤が歪んでない、とは言いませんよ。開いてない、とも言いません。 だけど、そのことと腰痛が関係あるのか?という疑問を僕は払拭できないんです。 骨盤の歪みが原因であるならば、その方に「腰が痛くないときがあってはおかしい」と思いません? 歪んでいるのに、腰が痛くないときがあったら、、、それだけで因果関係を証明できなくなっちゃいます。 そこまでは言わないとしても。 歪んで痛いのであれば、動き始めは楽で、動けば動くほど負担が増えて腰が辛いはず、だと思うのですが。 多くの人は、寝起きが痛くてあとは楽、とか、立ち上がるときが痛くて歩いてしまうと楽、とかおっしゃるんです。つまり、動き始めが痛くて動いてしまえば楽、と。 もちろん全員が全員ともそういうわけではありませんが。 でも少なくない数でおられますよ。 こんな風にお客様の声に耳を傾けていくと、「骨盤の歪みが腰痛の原因だ」というには弱いかなあ、という気がするんです。 今日もありがとう。